理事長 青木 宏司
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましてはよき年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年も、ロシアによるウクライナ侵攻の継続、イスラエルとハマスの武力衝突、地球温暖化の影響とされる記録的猛暑や干ばつ、集中豪雨の多発など、悪いことがたくさんありました。
明るい話題では、大谷翔平選手や藤井聡太棋士など競技の分野で大活躍された方がたくさんいらした、ということもありました。
今年こそは、良いことがたくさんある明るい佳き年であるよう願っております。
当スローフード協会は、会員の皆様や多くのご理解ある皆様のお蔭をもちまして22歳を迎えました。22年前、「普段、漠然と口に運んでいる食べ物を、一度じっくりと見つめ直し、食材や料理について考え、食事を共にする人との会話を大切にしましょう。そして、観光や農業の活性化・地域の活性化、子どもたちをはじめとした地域生活者の食や味覚の感性を育んでいくことを目指す。」として発足しました。今、もう一度この発足時に掲げた理念を反芻し、先人たちの不断の努力により引き継がれてきた「日本の食文化」を学び、地元の食材を知り、地元の生産環境と生産者を知り、伝統的料理を学び、家族や友人と食事をゆっくりと楽しむことができる一助になるような事業を企図していこうと考えております。
22年!幼児も立派な成人となります。大人は歳を取ります。組織も歳を取ります。不断の努力を続けなければ活力が失われ、世間の動きについて行けなくなり、やがては存在意義を失うことになります。当スローフード協会では、柔軟な発想力と行動力を持ち、これから家族を持ち社会を築いて行く若い人たちの参画を願っております。今年は若い人たちの参画促進にも取り組んでいきたいと考えております。
結びになりますが、皆様のご健勝とご発展を祈念いたしますともに、群馬県スローフード協会に対しまして、変わらぬご指導とご協力を賜れますよう願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
(余談)・・・・3年連続で「おむすび」の話です。
最近テレビで、おむすびが海外で人気だとの報道を見ました。海外で頑張ってました。
よって、私個人としては、「おむすびはスローフードである」と勝手に位置づけました。
(ハイッ 失礼しました)
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