理事長 青木 宏司
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましてはよき年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は安倍元総理大臣の暗殺、ロシアによるウクライナ侵攻、円安・物価高、収束の見えない新型コロナウイルス等々、悪いことが多くあった一年だったと感じております。
今年は良いことがたくさんある佳き年であるよう願っております。
当スローフード協会は、昨年発足20年を迎えることができました。これは偏に会員の皆様をはじめ、企業・団体・行政機関の方々のお陰により迎えることができたものと、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからもご指導ご協力を下さるようお願い申し上げます。
新型コロナウイルスのまん延により、令和2年度には活動を休止せざるを得ない状況となり、翌年度に地産地消、和食文化の啓発推進、食育活動の普及促進等の活動方針を掲げて活動を再開しました。昨年6月に食談会、12月には体験型食談会を開催したものの、ウイルスの収束が見通せず十分な活動ができない状況が続いております。
今年は21歳を迎えた協会が、新たな活動を展開していかねばならないと想いを新たにしております。
先人たちの普段の生活や努力により引き継がれてきた「日本の食文化」を学び、将来に繋げてゆくべきものを見出し、しっかりと残してゆく活動ができればと考えております。地域に根付いた農産物や食文化を楽しみ守っていくことは、私達が健康に過ごし環境を守っていくことにも繋がるものと思います。そのためには、従来から取り組んできた地元食材を使った料理を楽しむ「食談会」や「体験型食談会」を充実するとともに、多くの人達が、地元の食材を知り、地元の生産環境と生産者を知り、伝統的料理を学び、そして家族や友人とその料理をゆっくりと楽しむことができる一助になるような事業を企図していくことも重要であると考えております。皆様のご指導を心よりお願い申し上げます。
学ぶのは、特に豪華な料理でなくてよいのではないか。安価で、簡単に作れて、栄養があり且ヘルシーで、美味しくて、飽きない料理なら・・・・・そんなのあるのかな?
結びになりますが、皆様のご健勝とご発展を祈念いたしますとともに、群馬県スローフード協会に対しまして変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
(余談)・・・・昨年に続いて「おむすび」の話です。
コンビニで買ってきたらファストフードかな?
自家で炊いたご飯で作った「おむすび」に地元大豆で作った味噌を塗り、地元産大根のたくあんの尻尾をおかずとすれば立派なスローフードかな? 自分で握れば更に良し。汚れた手もきれいに??
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