NPO法人群馬県スローフード協会
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新年のごあいさつ

                                           理事長 吉田孝男

明けましておめでとうございます。
 新しい年が、皆さまにとって幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
今年の年明けは晴天に恵まれ、上州名物の空っ風も吹かず穏やかなものでしたが、皆様、年始はいかがお過ごしだったでしょうか。私は自宅近くで恒例の初日の出を拝み、今年1年間の平穏をお願いしました。
 昨年は、7月に「伝統作物(赤いも)の魅力と中山間地域の食文化を学ぶ会」、9月に「食は健康の源 ~上州麦豚を楽しむ ~」をテーマに食談会を開催し、大勢の方にご参加をいただきました。会員の皆様をはじめ、関係する皆様のご協力、ご支援に厚く感謝申し上げます。
群馬の多様な美味しい食材、地域で受け継がれている作物や料理への理解や、「おいしい、きれい、ただしい」食材、料理が健康のために大切であることを一層ご理解していただこうと思い、こうした企画をいたしました。
 さて、昨年12月4日、日本政府が推薦していた「和食;日本人の伝統的な食文化」が世界無形文化遺産に登録されることが決定しました。群馬県スローフード協会では日本食文化のユネスコ無形文化遺産化推進協議会のメンバーになっておりますので、登録決定を記念し、平成26年3月に食談会を開催したいと考えております。奮って、ご参加をお願い申し上げます。
また、食談会は食べることを「楽しみ」ながら「食のあり方」を考える大切な場でありますので、いろいろな内容の食談会の企画や良質な食を提供する生産者や調理技術者等にもスポットライトを当てた取り組みを進めたいと考えております。
皆さまの一層のご理解とご支援をお願い申し上げ、新年のあいさつといたします。

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