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「赤いも」の魅力と中山間地域の食文化を学ぶ会を開催

伝統作物「赤いも」の収穫体験と味覚を楽しみ、食文化を学ぶ会を7月13日、多野郡神流町中里地区で開催しました。

赤いも

冷汁うどん、いも串、おやき

収穫体験は群馬県立勢多農林高校の研究ほ場で同高校生と共に行いました。同校はこのほ場で赤いものウイルスフリー化や栽培方法の研究等を行っています。ほ場は急峻な狭い道を登ったところにある小さな集落に隣接しています。赤いもは赤皮品種の比較的小振りなジャガイモです。地元生産者から、いも串に適したサイズは長さ5~6cmであること、冬まで保存して食べると甘味を増し、一層美味しくなること、昔から作られていたが、生産は減り続けている。行政の支援を得て生産が継続できている。等の話を伺いました。
昼食では、地元女性に料理していただいた、いも串、冷汁うどん、おやきを皆でいただきました。それぞれ全て手作りで、おもてなしの心溢れ、滋味豊かな料理でした。また、この地域には水田が無く、お米は生産できないので、かつては、いも類や小麦、ソバの粉もの等をよく食べたこと等の話を伺いました。

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